26 音楽のライブに行く
2016年にやりたい100のこと、居残り報告はまだまだ続きます。
今回は「26 音楽のライブに行く」です。
お笑いの次は音楽のライブです。
音楽はもちろん聞く私ですが、生でライブというものに行ったことがありません。
行ったことがあるライブといえば大学の音楽サークルのライブでしょうか。
それでもすごくて感動していましたが、是非とも普段聴いている人のライブに行きたいと思っておりました。
2016年に行ったのはスウェーデン出身のアーティスト「Avicii(アヴィーチー)」のライブです。
ライブらしく、海浜幕張駅から会場までライブに向かう人の波がすごく、会場に着くと、長蛇のグッズの列に並びました。
そこでずっと欲しかったTシャツを無事にゲット、荷物を預けて無事に会場へ入りました。
AviciiはDJなので自分で歌うライブではありませんが、千葉県幕張にあるQVCマリンフィールドは人で埋め尽くされておりました。
それもそのはず、このAviciiは日本ツアー前に2016年いっぱいの活動終了を発表しており、日本は今回の日本ツアーが最初で最期の可能性が高かったのです。
彼の登場とともに会場も大歓声を超える盛り上がり!
いつも画面の中でしか見ていなかった本人が出てきた時は本当に感動しました。
会場の一体感と高揚感は今でも忘れられません。
スタジアムの上の星空を見ながら、会場全体で合唱したことは一生の思い出になる光景です。
音楽だけの世界にいた数時間はやはり生ライブでした感じられないものだとわかりました。
引退してしまったAviciiのライブはもう行くことができませんが、またいつか音楽ライブに行けたらと思います。
好きなアーティストが日本に来てくれることを願います。
30 オードリーのライブに行く
2016年にやりたい100のこと、今回からドイツの行きたい場所ではないものが始まります。
今回は「30 オードリーのライブに行く」です。
オードリーはみなさんきっとご存知のはず。
あの「トゥース」です。ピンクベストの春日さんとスーツ姿の若林さんのお笑いコンビです。
2011年ごろに2人がやっているラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」を聴き始め、それ以来ラジオの中で話されているライブに行きたいとずっと思ってました。
今までライブの告知があった頃には、申し込みを締め切っていたりと、申し込みすらできずにいました。
そして、今年11月29日、なんと抽選に当たり、無事に行くことができました!
割と後ろの方の席でしたが、2人がステージに登場した時は、非常に感動しました。
あのいつもラジオで聞く2人が、実際に話している姿は、まるで夢のようでした。
実際の2人は、ボディビルをやってる春日さんのがっちりした体型はもちろんですが、若林さんの体格もテレビで見るよりがっちりしているように感じました。
もちろん2人のネタも非常に面白く、まさに経験のしたことのない体験ができました。
この時、他の芸人さんもいるライブでしたが、オードリーのネタは長く、それを考えている若林さんや、一度も間違えず、時々アドリブを入れながら進めていく当たりがプロだなと感じました。
芸人さんだから当たり前なのかもしれませんが、この裏にはすごい努力があるのだろうなとも感じました。
このライブに当選した時からずっと楽しみで楽しみで過ごしてましたが、その期待を超える楽しい時間を過ごせました。
もちろん今でもラジオを聞いていますが、また2017年も行けたらな、と思っております。
15 ドイツで留学している友達に会う
2016年にやりたい100のこと、ちょっと遅い報告会はまだ続きます。
今回がドイツ旅行内のやりたいこと最終回です。
その最後は「15 ドイツで留学している友達に会う」です。
私自身もドイツに留学していたこともあるくらいで、大学には留学をしている友人が多数おりました。
せっかくなのだからドイツでその友達に会いたい!とのことで友人に会ってきました。
なんと2人の留学中の友人に会うことができました。
最初に訪れたのは、ドイツ西部の「トリアー(Trier)」という町。
あまり大きな町ではありませんが、ドイツ最古の町として知られており、ローマ帝国時代の遺跡を含む4つの世界遺産が町に散らばっています。
このトリアーには日本語学科のあるトリアー大学があり、そこに友人が留学しておりました。
留学してからまだ日の浅い友人と町を散歩したり、一緒に食事をしたりと、楽しい時間を過ごせました。
もう一箇所は北西にある「ブレーメン(Bremen)」です。
ブレーメンの音楽隊等でも有名な町ですが、非常に美しい町でした。
観光地としては、他の大きなドイツの都市と比較するとあまり知られておりませんが、街中はドイツらしい町並みが広がり、教会も非常に壮大で美しかったです。
また、川も中心部の近くに流れており、想像以上の町でした。
ブレーメンはこのような路地が多く、小さなお店がたくさんあります。
そんなお店のある路地を散歩しながら、お店に入ったり、地元の人で賑わうカフェでのんびりお話をしたりしながら、楽しくブレーメンでも過ごせました。
なかなか海外で友人に会う、ということができませんが、貴重な体験ができました。
日本で会う時とは違ったその人の一面も見れたりして、またいつか海外にいる友人に会えたらな、今後に期待を膨らませました。
14 AMGの工場見学に行く
引き続きドイツの話ですが、そろそろゴールが見えてきました。
今回は「14 AMGの工場見学に行く」です。
AMGをご存知でしょうか?
AMGは自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」のハイパフォーマンスブランドです。
簡単にいえば、大きなエンジンと豪華な内装を持った、速いベンツといったところでしょうか。
自動車好きとしては、エンジンに特徴を持ったAMGの工場には非常に興味があり、いつかはその工場を見てみたいと思っておりました。
そんな中、ここに行かれるという方がおり、幸運にも行く機会に恵まれました。
AMGは1つのエンジンを1人のマイスターと呼ばれる資格を持つ方が責任持って組み立てるエンジンが特徴です。
もちろん中は機密たっぷりのため、写真を撮ることはできませんでしたが、実際にエンジンを組んでいるところも見ることができ、AMGのこだわりを肌で感じることができました。
そして工場ということを一切感じさせない非常に清潔な空間にAMGのエンジンにかける熱意を見ることができました。
「職人」とい言葉がぴったりなドイツらしさをここで感じることができました。
自動車大国のドイツ、その中でまだまだ人間が活躍する瞬間と場所をみて、その自動車を発明した国プライドを見ることができました。
12 ニュルンベルクに行く
2016年にやりたい100のこと、2017年居残り報告はまだまだ続きます!
今回も行きたいところシリーズ、「12 ニュルンベルクに行く」です。
ドイツ中部の街ニュルンベルクで行きたかったのは以下の2つになります。
1, ドイツ鉄道(DB)博物館に行く
2, 第二次世界大戦期の名残(ニュルンベルク裁判の法廷、ナチ党の党大会跡地)
ドイツの鉄道はこのニュルンベルクと隣町のフュルト間で始まりました。
駅からほど近いところにこのDB博物館はあります。
ドイツ最大級の鉄道博物館として知られており、鉄道ファンとしては見逃せない場所となっております。
この写真の建物内の展示の他に、道路を挟んだ反対側に屋外展示場がある大規模な博物館です。
館内にはドイツの鉄道の始まりからの歴史が詳しく説明がされています。
写真のような模型から写真、実物の物品も多く展示され、その移り変わりを観ることができます。
ドイツは連邦制を採用しており、その各連邦内でそれぞれの鉄道が発達したため、その規格を統一するのには長い時間がかかったようです。
屋内展示場には蒸気機関車などの実物からドイツ版新幹線のICEの実物大モックアップお展示されていました。
日本の鉄道博物館に比べると、屋内は窮屈ですが、所狭しと実車が展示されていました。
車体などをを見るだけでなく、車両の足回りや、大きさを比較するなど新たな発見も生まれる実車展示となりました。
鉄道博物館といえば、巨大鉄道模型ジオラマは欠かせませんよね。
ドイツの新旧車両が大きなジオラマ内を縦横無尽に走る姿は見ごたえがあります。
日本のように全自動ではなく、操作のおじさんが、調整を加えながら走行をさせておりました。
この博物館は他にも数え切れないほどの鉄道模型を展示している部屋があり、ドイツ中の小さな車両に囲まれるような気になります。
屋外展示はまさに屋外の線路に車両が置かれている、といった感じでした。
最近まで活躍していた車両から、過去にニュルンベルクから遠く離れた地で活躍していた車両まで展示されていました。
また、屋外展示場にも屋根のある建物となっている場所があり、そこには機関車が多く展示されておりました。
ここの車両は定期的に入れ替えられているようで、行く時期で全く異なる車両が置いてあるようでした。
そして驚きはこの線路脇の昔の信号場も博物館の一部として、中に入れることです。
この上の窓から博物館横を通る列車を眺めることができます。
もちろんニュルンベルクという大きな町ですので、バラエティ豊かな車両たちが横の線路を通るので、ここだけでも十分楽しめます。
歴史を感じながら、現在の車両まで様々な楽しみ方を提供してくれたこのDB博物館で、非常に充実した時間を過ごせました。
同じくニュルンベルクには第二次世界大戦期の名残の残る場所として知られています。
その一つがこの下のニュルンベルク裁判の法廷です。
「ニュルンベルク裁判」は、日本でいうと「東京裁判」に当たる、第二次世界大戦の戦犯を裁いた裁判になります。
中は法廷が現在でも残されており、実際に入ってその姿を見ることができます。
個人的に驚いたのは、資料館に当時の戦犯が座っていた椅子が現在でも残されているということ。
その椅子を目の前にした時に、この椅子にあの悪名高いドイツの一時代を作った本人たちが座ったのかと、近寄りがたい空気を感じました。
そしてもう一つ衝撃だったのが、「東京裁判」の解説をしている場所が資料館内にあったということ。
日本に東京裁判のことを詳細に書いた博物館があるか知りませんが、ドイツで東京裁判の詳細を読む時が来るとは思ってもいませんでした。
こちらがもう一つの行きたかった場所、ナチ党の党大会の跡地です。
ヒトラー率いるナチ党が党員や支持者を集めて、この地で集会を行いました。
比較対象がなくわかりにくいですが、信じられないほどの大きさなのです。
写真の場所はスタジアムのようなものの内側を写していますが、ここを人が埋め尽くしていたことを考えると、ナチ党の支持者がどれだけいたのか考えることもできないくらいです。
ドイツの歴史と向き合う姿をこのニュルンベルクでも強く感じました。
ドイツの歴史、となると自分たちが犯した罪をしっかり目に焼き付けるようになっているのを感じます。
次回は少し歴史から離れた車の話でも。。。
11 ベルリンに行く
2016年にやりたい100のこと、2017年居残り報告はまだまだ続きます。
今回は「11 ベルリンに行く」です。
こちらも以前公開した「8 行き残したところに行くドイツ旅行をする」の行き先シリーズの1つになります。
ベルリンで見たかったものは4つもありました。
1. ベルリンの壁とその緩衝地帯
2. バウハウスの集合住宅群
3. ドイツ技術博物館
4. ベルリンの都市鉄道
結局「3. バウハウスの集合住宅群」は博物館が展示入れ替えのため、定休日でしたので行けずじまいでしたが、他の3つは無事に行って見て、写真を撮ることができました。
ベルリンの壁とその緩衝地帯は、ベルリンの中心にあるベルナウアー通り(Bernauer Straße)にあります。
ベルリンの壁は、冷戦時代に東西に分割された都市ベルリンの、東ベルリンから西ベルリンの人口流出を防ぐ目的で建てられた壁です。
そもそも論ですが、1つの都市が、壁によって2つの国に分けられていたというのも、現在を生きる自分では想像もできない話です。
ベルリンの壁の名残はベルリン内に他にもありますが、この緩衝地帯まで残されている場所は非常に珍しく、ここには資料館も併設されています。
この緩衝地帯には壁を乗り越えようとする東ベルリン市民の越境を防ぐために設置され、逃亡者を見つけるための多くの仕掛けがされ、発見された場合は最悪、命を落とすこともありました。
この資料館では壁の歴史が詳細に解説されており、理解を深めることができました。
ドイツ技術博物館(Deutsche Technikmuseum)はベルリンでも一際目立つ、飛行機の飛び出た博物館です。
ベルリン中心のGleisdreieck駅(グライスドライエック駅)の近くに建つ、飛行機から船、鉄道、そして様々な産業機械等を紹介している博物館です。
ドイツの産業化の歴史を実物の機械とともに多く紹介しており、テレビ放送が始まった様子や、昔のコンピュータなども展示されておりました。
また飛行機は第二次大戦期の傑作機の1つメッサーシュミットなども展示され、非常に充実した展示となっておりました。
私が見たかったのはこの鉄道車両群です。
昔この博物館の地に存在した機関車庫の跡地をそのまま利用しているため、扇型機関庫の中を歩いて車両を観ることができます。
数多くの機関車類や、その他1両のディーゼル列車や貨車がありました。
その中には、第二次世界大戦期にユダヤ人を強制収容所に送った貨車も展示されており、その劣悪な移動環境なども解説されており、ここでもドイツの歴史への反省が見られました。
ベルリンの鉄道といえば、多彩な都市鉄道を見ないわけには行きません。
普通に観光する方にしてみれば、便利な移動手段ですが、私は非常に思い入れが深いです。
それは、大学時代に卒業論文のテーマとして、このベルリンの都市鉄道を選んだからです。
短距離鉄道のS-Bahn、地下鉄のU-Bahn、路面電車のStraßenbahnの3種類がベルリンの市内のあっちこっちを走り回っており、その路線網には日本との共通点も見られます。
また、この鉄道も東西分割の名残があり、路面電車は旧東側を中心に路線が多く、地下鉄は旧西側に多いなどがあります。
歴史の舞台となったベルリンであるからこそ、知れば知るほど奥深く、非常に面白い都市鉄道です。
そんなこんなで、一般的な博物館などの観光はそこまでしませんでしたが、自分にとっては非常に満足感の高いベルリン訪問になりました。
次回もドイツの行きたいところシリーズです。
10 ミュンヘンに行く
2016年にやりたい100のこと実行記録をどんどん書いていこうと思います。
今回は「10 ミュンヘンに行く」です。
こちらは以前公開した「8 行き残したところに行くドイツ旅行をする」の行き先の1つです。
1年間ドイツにいながらも一度も行かなかったミュンヘンへついに行ってきました。
ミュンヘンで見たかったものは以下の2つです。
1. BMW博物館
2. ミュンヘン大学内の「白バラ抵抗運動」の舞台を見に行く
バイエルン州のミュンヘンはビール等で有名な大都市ですが、自動車メーカー「BMW」の生まれ故郷でもあります。
このBMW博物館にレーシングカーを含む貴重な自動車と、バイクがあるのは雑誌等で知っていたのですが、自分が住んでいた場所からは遠く、3年越しの訪問でした。
こちらがそのその博物館と本社の外観になります。
BMWは強力でスムーズな吹け上がりをするエンジンで非常に日本でも人気があります。
そのBMWはルーツを辿れば第二次世界大戦の時期に、強力な航空機エンジンで名を広め、現在でもそれは随所に見ることができます。
もちろんエンジンに自信があるBMWらしく、車に搭載されている姿ではなく、エンジン単体で展示がされていました。
珠玉のレーシングエンジンから、市販エンジンまで、じっくりと見ることができます。
日本もBMW愛好家が多く、街中で結構見かけることがあります。
長い歴史を持つBMWのバイクですが、現在のモデルは非常にかっこよく、街中でも存在感があります。
日本では馴染みの深いBMWの3シリーズはBMWの主力モデルであり、博物館でもこのように1つの部屋に今までのモデルが展示されていました。
デザインの変化と、年を追うごとに大きくなって行くボディサイズに時代を感じます。
過去のモデルも人気が高く、日本でもまだまだ見かけますよね。
それぞれモデルの特徴やセールスポイントを見比べながら観ることができ、非常に楽しい部屋でした。
もちろんレースの歴史も古いBMW、レーシングカーも多数展示されていました。
世界のレースシーンで活躍し、数多くの栄光を勝ち取ったマシンたちを至近距離でいることができました。
この日は雪で人が少ないからか、スタッフの方が解説をしてくださったり、モデルによってはドアを開けてインテリアを見せてもらいました。
もちろん触れませんが、柵がないので車との距離が近く、非常に車好きのツボを押さえている展示でした。
博物館の横には現行車を展示しているBMW Weltというのがあり、見て触って楽しめます。
なんとここで購入者へ車両の引き渡しも行なっているとのこと。
ここから新しい愛車で初ドライブをして帰るという新しい楽しみを提供しているのは非常に魅力的です。
博物館からここまで、たっぷりBMWの世界を堪能することができました。
もう一つの目的、ミュンヘン大学内の「白バラ抵抗運動」の舞台は、文字通りミュンヘン大学内にあります。
この「白バラ抵抗運動」というのは、ミュンヘン大学の学生が起こした、第二次世界大戦期に勢力を伸ばしたアドルフ・ヒトラーとその政党「ナチ党」への抵抗活動です。
歴史の教科書内でもその残虐的な政策や行動で知られるヒトラーですが、親衛隊と呼ばれる人々が、その政策に反しないように国民を監視させていました。
もちろんそれに反すれば、その親衛隊に密告され、反乱分子とされ、命を落としてしまうわけです。
「白バラ」の学生たちは教授たちと日々この現実に対してディスカッションを行なってました。
そして学生達はこの現実に気づいてもらえるよう、自分たちで作成したビラを学内で配り、現実の不条理さを訴えました。
この写真の場所が、最後にビラを投げた場所とされ、そのビラ投げた姿を学校職員であった親衛隊に見られ逮捕されてしまいます。
ゾフィー・ショールという女学生と同じく学生であった兄、そして他の白バラの学生達はその後命を落としてしまいます。
しかし、狂気とも言えるヒトラーとその時代に反抗した、学生達の活動は、世界中に知られています。
ドイツは複雑な歴史を持つ国でもあるため、国中に戦争の名残や博物館があります。
歴史と真正面から向き合うドイツの姿は日本も見習うべき部分であるでしょう。
次回も私が行きたかった歴史とまつわる場所へ行けた記事を書こうと思います。